
展示会、ポップアップイベント、企業イベント、販促キャンペーンなど、短期間だけLEDビジョンを使いたいというニーズは年々増えています。
従来のポスターやパネルでは表現しきれなかった情報を、動画やアニメーションで一気に伝えられるため、来場者の足を止める効果は非常に高いです。
一方で、イベント用途のLEDビジョンは、常設とは考え方が大きく異なります。
「短期利用だからこそ注意すべき点」「持ち運び前提で選ぶべき仕様」「レンタル時に確認すべき落とし穴」を理解していないと、
当日トラブル・設営遅延・追加費用につながることも珍しくありません。
この記事では、イベント・展示会向けにLEDビジョンを短期利用する際の選定ポイント・設置の注意点・レンタル活用の考え方を、現場目線で詳しく解説します。
なぜイベント・展示会でLEDビジョンが選ばれるのか
まず、イベント用途でLEDビジョンが支持される理由を整理します。
- 遠くからでもブースが目立つ
- 動画・動きで一瞬で訴求できる
- 商品・サービスの理解が早い
- 空間演出として使える
- 写真・SNS拡散との相性が良い
特に展示会では、数秒で興味を引けるかどうかが勝負になります。
その点でLEDビジョンは、短時間勝負のイベントと非常に相性が良いツールです。
短期利用なら「購入」より「レンタル」が向いているケース
イベント用途では、LEDビジョンを購入すべきか、レンタルすべきか迷う方も多いです。
結論から言うと、以下に当てはまる場合はレンタルが有利です。
- 年に数回しか使わない
- 保管場所がない
- 機材管理・メンテが不安
- 設営・撤去を任せたい
- 毎回サイズや形を変えたい
レンタルなら、
「必要な期間だけ」「必要なサイズだけ」「設営込み」で利用できるため、
トータルコストや手間を抑えやすくなります。
一方、月1回以上イベントに出る、全国で同時開催するなどの場合は、購入の方が有利になるケースもあります。
イベント向けLEDビジョンの選定ポイント
1)最重要:持ち運びやすさ(重量・分割サイズ)
イベント用LEDビジョンで最も重要なのは、可搬性です。
- パネル1枚の重量
- 1人で持てるか
- 台車で運べるサイズか
- エレベーターに入るか
常設向けの屋外LEDは重く、イベント会場では扱いにくいことがあります。
イベント用途では、軽量キャビネット・分割構造が基本です。
2)組み立て・設営のスピード
展示会では、設営時間が限られています。
- 設営時間が短い
- 工具が少なくて済む
- 誰が組んでも同じ品質になる
こうした仕様でないと、
「設営が間に合わない」「オープンに映像が流れていない」という致命的な失敗につながります。
イベント用LEDビジョンは、短時間で組める設計かどうかを必ず確認してください。
3)屋内イベントは「明るさ控えめ」が正解
屋外用の高輝度LEDをそのまま展示会場で使うと、
- 眩しすぎる
- 周囲と明るさが合わない
- クレームになる
といった問題が起きやすくなります。
屋内イベントでは、
- 適正輝度で調整できる
- 色が自然に見える
この2点が非常に重要です。
「明るい=良い」ではない点は、短期イベントでも同じです。
4)ピッチは「近距離前提」で選ぶ
展示会やイベントでは、来場者はかなり近くまで寄ってきます。
そのため、
- P2.5
- P2.9
- P3.9
あたりがよく使われます。
文字や細かいデザインを表示する場合、ピッチが粗いと読めません。
「ブース前で立ち止まって見る」距離感を前提に選定するのがコツです。
5)スタンド・トラス・壁面…設置方法を先に決める
イベント会場では、LEDビジョンの設置方法が制限されることが多いです。
- 壁に穴が開けられない
- 天井吊りが禁止
- 床耐荷重の制限
- 非常口や導線の制約
そのため、
- 自立スタンド
- トラス設置
- 背面ウェイト付き
- 卓上サイズ
など、会場ルールに合った設置方法を事前に決めておく必要があります。
レンタルLEDビジョンを使う際の注意点
1)レンタル範囲を明確にする
レンタルと一言で言っても、内容は業者によって大きく違います。
- 機材のみ
- 機材+設営
- 設営+撤去
- 映像設定込み
- オペレーター常駐
「どこまで含まれているか」を曖昧にすると、当日追加費用が発生しがちです。
2)トラブル時の対応体制を確認する
イベントは「止められない」場面がほとんどです。
- 映らない
- 色がおかしい
- 音が出ない
こうしたトラブルが起きたときに、
- すぐ連絡が取れるか
- 代替機があるか
- 現地対応できるか
この差が、イベントの成否を分けます。
3)電源容量・コンセント位置を必ず事前確認
展示会場では、
- 電源容量が決まっている
- 延長コード禁止
- ブースごとに制限あり
といったケースが多くあります。
LEDビジョンは見た目以上に電力を使うため、
事前に会場図面と電源条件を確認することが必須です。
設置当日に気をつけるべきポイント
1)映像チェックは「会場照明ON」で行う
設営時は照明が暗く、本番は明るいことがよくあります。
暗い状態で調整すると、本番で
「白飛び」「色が薄い」「文字が見づらい」
といった問題が出やすくなります。
必ず本番照明を想定した状態で映像確認を行いましょう。
2)ケーブル処理は見た目と安全の両立
イベント会場では、見た目だけでなく安全面も重要です。
- ケーブルにつまずく
- 断線する
- 抜ける
こうした事故は、ブース全体の印象を下げます。
床養生・結束・固定は必須です。
3)映像は「3秒で伝わる構成」にする
イベント来場者は、立ち止まっても数秒しか見ません。
- 長文説明
- 細かい文字
- 動きの少ない映像
これらは効果が出にくいです。
イベント用LEDビジョンでは、
- 大きな文字
- シンプルな構成
- ループでも意味が伝わる
この3点を意識しましょう。
短期イベントでLEDビジョンの効果を最大化するコツ
- ロゴ・社名は常時表示
- QRは表示時間を長く取る
- 色数を絞る
- 動きはゆっくり
- 音に頼らない構成
LEDビジョンは「派手にすれば良い」わけではありません。
イベントの導線と視線を意識した設計が、成果を大きく左右します。
まとめ|イベント向けLEDビジョンは「軽さ・速さ・安心」で選ぶ
イベント・展示会向けLEDビジョンは、
常設とは違い「短期間・高密度・トラブル不可」の世界です。
失敗しないためには、
- 持ち運びやすい軽量設計
- 設営が早い構造
- 適正なピッチと明るさ
- 会場ルールに合った設置方法
- レンタル範囲とサポート体制の確認
- 電源・映像チェックの事前準備
この6点を押さえることが重要です。
正しく使えば、LEDビジョンは
イベントブースの集客力を一段引き上げる最強ツールになります。
この記事が、LEDビジョン導入の参考になれば幸いです。
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