初心者向け|LEDビジョン・デジタルサイネージの用語解説ガイド

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デジタルサイネージやLEDビジョンに興味があるけれど、「専門用語が難しくてよく分からない」という方へ。本記事では、初心者の方でも理解しやすいように、よく使われる基本用語をやさしく解説します。導入検討前の基礎知識として、ぜひお役立てください。

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透過型LEDビジョン

目次

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  • LEDビジョンとは?
  • デジタルサイネージとは?
  • ピクセルピッチとは
  • 屋内用と屋外用の違い
  • 透明LEDビジョンとは
  • CMSとは
  • Nitsとは
  • 解像度とサイズの関係
  • レンタルと購入の違い
  • リフレッシュレートとは
  • 輝度とコントラスト
  • 視野角とは
  • ビジョンの構成パーツ
  • 消費電力とは

    LEDビジョンとは?
    LEDビジョンとは、発光ダイオード(LED)を使って映像や文字、画像を表示するディスプレイのことです。一般的な液晶ディスプレイと比べて非常に高輝度で、大型サイズの表示が可能なため、屋外広告やイベント会場、店舗の看板などに広く使われています。
    主な特徴:
    屋外でも明るく視認性が高い
    サイズを自由に拡張可能
    長寿命で省エネルギー
    多様な設置形式に対応(壁掛け、自立式、曲面など)

    デジタルサイネージとは?
    デジタルサイネージとは、ディスプレイを使って情報をデジタルで表示するシステムの総称です。LEDビジョン、液晶モニター、プロジェクターなどが使用され、動画や静止画、テロップなどの多様なコンテンツを表示できます。
    使用例:
    駅構内の案内モニター
    店舗のプロモーション表示
    企業の社内掲示板

    ピクセルピッチとは
    ピクセルピッチとは、LEDビジョンの各LED素子間の距離(mm)を示す指標です。数値が小さいほどピッチが狭くなり、解像度が高くなります。ピクセルピッチの選定は「どの距離から見るか」によって決まります。
    例:
    P2.5:2.5mmのピッチ → 近距離用(屋内)
    P10:10mmのピッチ → 遠距離用(屋外)

    屋内用と屋外用の違い
    LEDビジョンは使用環境によって「屋内用」と「屋外用」に分かれます。それぞれ特性が異なるため、用途に応じた選定が重要です。
    種類
    特徴
    屋内用
    高精細、低輝度、防水不要、軽量
    屋外用
    高輝度、防塵防水設計、耐候性が高い

    透明LEDビジョンとは
    透明LEDビジョンは、背面が透けて見える構造を持ったLEDディスプレイです。主にガラス面やショーウィンドウなどに設置され、店内の雰囲気を損なわずに外向けに映像を発信できます。
    利点:
    開放感のあるデザイン
    通行人への訴求力
    昼夜問わず効果的な広告演出

    CMSとは
    CMS(Content Management System)は、デジタルサイネージに表示するコンテンツ(画像、動画、文字など)を一括で管理・配信できるシステムです。
    機能例:
    複数拠点への一括配信
    スケジュール機能で時間ごとに表示変更
    クラウドベースでリモート操作が可能

    Nitsとは
    Nits(ニット)は、ディスプレイの明るさを示す単位(cd/m²)です。数値が高いほど明るく、屋外環境など光の強い場所でも視認性が保たれます。
    参考数値:
    屋内用:500~1000nits
    屋外用:4000~6000nits

    解像度とサイズの関係
    解像度とは、ディスプレイ上に表示されるピクセル(画素)の数を示します。画面サイズが大きくても、ピクセル数が少なければ粗く見えることがあります。ピクセルピッチと合わせて考える必要があります。
    例:
    大型ビジョン(P10・5m×3m)→ 解像度は低めだが遠目で見やすい
    小型高精細ビジョン(P2・2m×1m)→ 解像度が高く、近距離向き

    レンタルと購入の違い
    LEDビジョンはレンタルと購入の2パターンがあります。用途や期間によって選択肢が変わります。
    項目
    レンタル
    購入
    コスト
    初期費用が安い
    長期的には割安
    利用期間
    短期イベント向き
    長期使用に最適
    メンテナンス
    業者が対応
    自社対応 or 契約

    リフレッシュレートとは
    リフレッシュレートは、画面が1秒間に何回描画されるかを示す数値(Hz)です。数値が高いほど、映像がなめらかに表示され、ちらつきも抑えられます。
    一般的な数値: 1920Hz〜3840Hz
    高リフレッシュレートのビジョンは動画やアニメーション表示に最適です。

    輝度とコントラスト
    輝度(Brightness):ディスプレイ全体の明るさを表す
    コントラスト(Contrast):最も明るい部分と暗い部分の差
    高輝度・高コントラストのディスプレイは、視認性・訴求力が高く、昼夜を問わず優れた表示品質を実現します。

    視野角とは
    視野角は、画面を正面からではなく斜め方向から見たときに、どの程度鮮明に見えるかを示す指標です。視野角が広いと、多くの人がどの角度からでもコンテンツを確認しやすくなります。
    活用例:
    通行人向けの店舗前サイネージ
    多方向から見られる空間での設置

    ビジョンの構成パーツ
    LEDビジョンは、いくつかの基本パーツで構成されています。
    主なパーツ:
    LEDモジュール(表示部分)
    キャビネット(フレーム)
    電源ユニット
    受信カード・送信カード(信号処理)
    コントローラー(映像管理)
    これらのパーツは交換や拡張が可能です。

    消費電力とは
    LEDビジョンの電力使用量を示す指標で、主に1平方メートルあたりでどれだけ電力を消費するか(W/㎡)として表示されます。商業施設やイベント会場など長時間運用される場合、消費電力の大小がランニングコストに大きく影響します。
    ポイント:
    単位はW(ワット)やkWh(キロワットアワー)
    消費電力が小さいと電気代が安くなる
    明るさや画面サイズが大きいと電力も増加

    今後も初心者に役立つ情報を随時更新していきますのでお見逃しなく!

    どんなものを選べばいいのか迷ったら、こちらからお気軽にお問い合わせください。
    現場経験豊富なLEDビジョンラボの編集部がお答えします!
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